回転移動器
回転移動器の仕組みについて解説します。
下のひし形のリンク機構を見てください。
上の図では、赤い点を動かすと、それに合わせて赤と青の角度が決まります。(中心を除く)
一方、こちらでは、赤い点を動かして2つの角度を決めることで、青い点の位置が決まっています。
このように、1つの点の位置と2つの角度は、例外を除いて1対1の対応関係にあります。
これを利用して、2つの角度を同じ大きさだけ動かすことで、間接的に点を回転移動させる、
と言うのが、ここで紹介する回転移動器の仕組みです。
同じ大きさの角度、と言うのは、三角形型のリンク機構で簡単に用意できます。