座標を点に割り当てる
チェックボックスの導入
GeoGebraでは、チェックボックス はブール変数を視覚的に表現したものです。これは 真 か 偽 のどちらかになり、チェックボックスをチェック(ブール変数=真)または外す(ブール変数=偽)ことによって設定することができます。
タスク
6つの点A, B, C, D, E, Fをドラッグし、チェックボックスとダイナミックテキストを使ってアプレットの右側に表示される正しい座標に割り当てるアプレットを作成しましょう。下のアプレットには6つの点A, B, C, D, E, Fが表示されるので、それらを正しい位置にドラッグしてみましょう。
作図の確認
手順
1. | ![]() | 点 ツールで点 A、B、C、D、E、F を作成します。 |
2. | ![]() | ヒント:スタイルバーを使って、点の色やスタイルを変更します。 |
3. | ![]() | 乱数を用いて6点を作成します。入力バーで以下の6行を入力してください。
RP_1 = (RandomBetween(0, 9), RandomBetween(0, 9)),
RP_2 = (RandomBetween(0, 9), RandomBetween(0, 9)),
RP_3 = (RandomBetween(0, 9), RandomBetween(0, 9)),
RP_4 = (RandomBetween(0, 9), RandomBetween(0, 9)),
RP_5 = (RandomBetween(0, 9), RandomBetween(0, 9)),
RP_6 = (RandomBetween(0, 9), RandomBetween(0, 9)).
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4. | ![]() | 動的テキスト text1 を挿入
A RP_1
B RP_2
C RP_3
D RP_4
E RP_5
F RP_6
ヒント:A、B、C、D、E、Fの文字は静的なテキストにします。次に、上級 をクリックし、![]() |
5. | ![]() | テキストを所定の位置(画面右の方)に移動させる。 |
6. | ![]() | 誤って移動しないように、![]() |
7. | ![]() | チェックボックス ツールを選択し、![]() |
8. | ![]() | 静的テキスト2 「正解!」 を挿入します。
ヒント:![]() |
9. | ![]() | テキスト2の 設定で 上級 タブを開き、 オブジェクトの表示条件 を「x(A) == x(RP_1) && y(A) == y(RP_1) 」と入力します。表示は「x(A) ≟ x(RP_1) ∧ y(A) ≟ y(RP_1) 」となります。
これは、Aの x 座標と y 座標がRP_1の座標と等しい場合にのみ、テキスト2が表示されることを意味します。
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10. | | ヒント:![]() |
11. | | B、C、D、E、Fの各点について手順8~10を繰り返します。 |
12. | ![]() | スタイルバーを使って、図の見た目を良くします。(例:文字の色,大きさ) |