フェルマーの小定理の拡張
人間は演繹では理解できない。帰納することでしか先へ進めない。訂正「対称化」⇒「対象化」
法を素数以外にしたときに、同じことが言えないか?
オイラーの小定理を導く
素数の場合はp-1個の積が一緒になったけど、
この場合のように9を法とすると、3や6の時は0(と3と6)が出てくる。
でも、それ以外は同じ値が繰り返されている。
とすると、3や6を除いた数の積は同じ値だ。
つまり、フェルマーの小定理(の拡張)を導くことができる。
オイラーはこうやって計算しながら表をつくり、法則を見つけていったのだろう。
9と互いに素な数の剰余の積は同じ値になる。
↓ つまり
1・2・4・5・7・8≡1m・2m・4m・5m・7m・8m (mod 9)
1・2・4・5・7・8≡m6・1・2・4・5・7・8 (mod 9)
1≡m6 (mod 9)
この6は9と互いに素な数の個数(9以下の)。
それをφ(n)[オイラー関数]とすると、
mφ(n)≡1 (mod n)
が言えそう。