グラフと方程式を組み合わせる
プルダウンリスト
グラフと式を対応させるために、A、B、C、Dの中から適切な答えを選択するドロップダウンリストと、その初期位置として空白を表示する方法を使います。
- 「list1= {"", "A", "B", "C", "D"} 」というコマンドを入力します。
- 数式ビューでlist1を右クリックすると、そのプロパティが表示させて、 基本のタブで 「 ドロップダウンリストとして表示」 にチェックを入れます.
- 入力バーで「 ans1= SelectedIndex[list1]」と入力します。 選択肢Aを選択した場合、ansには2が代入され,初期位置(空欄)ではans1は1となります。
やってみましょう
作成手順
1-12 | | 画像の挿入を選択し、4つのグラフの画像を挿入します。 下側の2つの点をドラッグして グラフィックに配置します。 位置を決めたこの点を後で隠します。 |
13-16 | | テキスト挿入で、グラフをA、B、C、Dとラベルをつけます。 |
17-20 | | テキストツールを選択し、関数の4つの方程式を入力します。 |
21-24 | | 4つのリストを定義し、式の後ろにドロップダウンリストとして描きます。 注意点list1 が f1 などの後ろにあることを確認。 |
25-28 | | 4つの答えを次のように定義する: ans1 = SelectedIndex[list1] ほか. |
29 | | ボタンツールを選択し、見出し「reset」とスクリプト記述: SetValue[list1,1] 4つのドロップダウンリストを初期化して空白にする SetValue[list2,1] SetValue[list3,1] SetValue[list4,1] |
ドロップダウンリストの動的な色の設定
ここでも動的な色を使って、選択された答えの正誤を表示することができます。
f1 = x² でグラフは Dになっている場合
- 間違っているときは赤色で表示します。これは 空白ではなく (ans 1) また D以外が選択されたとき (ans 5).
- 正しいときに緑色で表示します. これは Dが選択されたとき (ans = 5).
この応用として多くの演習が考えられますが・・・・
傾き、符号、方程式、微分、グラフ、根や漸近線のリスト、対称軸などを組み合わせて、同様の方法で数多くの練習問題を作ることができます。
ただし,あらかじめ組み合わせが決められているため,繰り返してやることができないアプレットになってしまいます。