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GeoGebraGeoGebra Classroom

sequences を使用する

sequences の導入

GeoGebraには、オブジェクトのリストを生成するSequenceコマンドがあります。これにより、オブジェクトの種類、配列の長さ(作成されるオブジェクトの数)、ステップ幅(オブジェクト間の距離など)は、以下のコマンド文法で設定することが可能です。 Sequence(, , , , ) 例: Sequence(Segment((a, 0), (0, a)), a, 1, 10, 0.5)
  • Segment((a, 0), (0, a)) 作成されるオブジェクトの種類を決定します。式は変数を含む必要があります。(例:(a, 0) aは変数) 各線分は x軸上の点と y軸上の点を結ぶ。(例:点 (1, 0) と (0, 1)、点 (2, 0)(0, 2)ノート:segment(A, B)は 点Aと点Bを結ぶ線分を引く
  • a 使用する変数名を定義します。(例:a
  • 1,10 使用する変数の範囲を指定します。(例:1~10)
  • 0.5 オプションで、使用する変数のステップ幅を決定します。(例:0.5)

作図の確認

点のリスト

Sequence((i, i), i, 0, s)
  • s が 1 から 10 までの間隔と増分 1 のスライダーである場合、コマンド Sequence((i, i), i, 0, s]) は、スライダー s をドラッグすることによって動的にその長さを変更できる s + 1 点のリストを作成します。
  • 点の座標は (0, 0), (1, 1), ..., (10, 10) です。

作図の確認

タスク

以下の手順で、上のアプレットのような 線分のリスト と 点 のリスト を作成します。

手順

1.Toolbar Image 入力バーSequence(Segment((a, 0), (0, a)), a, 1, 10, 0.5) と入力します。
2. Toolbar Imageスライダーを作成します。範囲は1~10、増分は1です。
3. Toolbar Image入力バーに Sequence((i, i), i, 0, s) と入力します。
4. Toolbar Image スライダー sを動かして、動作を確認します。

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