一次関数の傾き(点をチェックボックスに使う)
点をチェックボックスに使う
点は、スクリプトでスタイルと色を定義できるので、チェックボックスとして使用することができます。 点のスタイルは、0から9までの10種類あります。こ こ では、
- チェックなし (点のスタイル = 2)
- チェックあり (点のスタイル = 0)
一次関数の傾き
一次関数のグラフは、増加(ascending)、減少(decending)、またはそのどちらでもないことがあります。次のアプレットでは、正しい選択肢を選ぶものです。どのように動作するかを見て、作成手順に従って、自分で作ってみましょう。
やってみましょう
作成手順
1-2 | | 入力バーで「RandomBetween[-4, 4]」と入力して数字a,bを作成します。 |
3 | | 入力バーで「 f(x) = Polynomial[a x + b] 」と入力し関数 f を定義します。 注意: Polynomial[] コマンドは、方程式が例えば 1x + 2 のように表示されるのを防ぐことができます。 |
4-6 | | 点のツールを選択し、グラフィック内で3回クリックして、3つの点A、B、Cを作成します。 |
7-9 | | テキストツールを選択し、「 is ascending, is descending , none of both.」と3つのテキストを作成します。 この3つのテキストをA,B,Cの点の位置に合わせます。 |
10 | | 入力バーで「ans = 0」と入力して、変数 ans を作成します。 |
11 | | 入力バーで「sol = If [a > 0, 1, If[a < 0, 2, 3]]」と入力して、数solを定義します。 ように、solの値は入れ子の条件で定義される。 - もし a > 0 なら [sol = 1] - もし a < 0 なら [sol = 2] - もし a = 0 なら [sol = 3] |
12 | | ボタンツールでボタンを作成します。見出し「new exercise」とスクリプト記述: UpdateConstruction[] (ランダムな数を再計算させる) SetValue[ans,0] ( ansの数値を初期値の0にする) SetPointStyle[A, 2] (A, B, Cをチェックなしに変える) SetPointStyle[B, 2] SetPointStyle[C, 2] SetColor[A, "blue"] (点A, B, Cの色を青にする) SetColor[B, "blue"] SetColor[C, "blue"] |
13 | | テキストツールを選択し、「the graph of f(x)=f」sを入力します。f のみ動的テキストでオブジェクトのリストから選びます。 |
3つの点のスクリプト記述
答えの確認のために、3つの点にそれぞれスクリプトを追加しています。
- 数値ans がAをクリックすると1、Bをクリックすると2、Cをクリックすると3になります。
- 3つの点のうち1つを選択すると、点のスタイル0(=チェックあり)となり、他の2つはチェックを外すされ,点のスタイル2(=チェックなし)となり、青色に戻ります。
- 正しく選択された場合は緑色に、誤って選択された場合は赤色に表示されます。
答えは、点の動的な色によって正誤が判定されます。下は、点Aの[上級]の[動的な色]です。
BとCについて(ansの値に対応して)判定するだけで、ans ==2 または3とすれば良いだけです。