行列の積の意味
動かし方
(1)最初にB座標をチェックしよう。
w(1,1)→BwはB座標で見ると(1,1)
(2)次に(AB)wはAB座標で見ると、やはり(1,1)
(3)AにベクトルBwをかけたもの(A(Bw))は、(AB)wと一致する。
(4)A座標も試してみよう。
行列の積の意味
行列の積の意味と定義
行列Aと行列Bにおいて
ベクトルwをBで変換し、そのベクトルBwをAで変換することを積A*Bと定義できる。
つまり、A*(B*w)=(A*B)*w
行列の積は、Bの変換をおこなって(続けて)Aの変換を行うこと。
したがって、順番を変えると結果も変わる。
この積のイメージを矢印で表してみる。
変換1 変換2 変換3
ベクトル1 → ベクトル2 → ベクトル3 ⇒ ベクトル1 → ベクトル3
つまり、変換1*変換2=変換3と定義できる。
変換1をB、変換2をAとすると、A(Bw)=(AB)wと考えることができる。